勉強でも仕事でも、何か新しいことを始めるときに大切なことといえば
このような【事前準備】が大切です。
事前準備がしっかりできていれば、上手くいく確率も高くなりますし、失敗したとしても何が足りなかったが分かりやすくなります。
大人は何となく理解していることですが、コレが『小学校2年生』の場合は別です。そもそも計画とか準備の経験値が少ないのが当たり前。これではなかなか上手くいく確率は高くなりません。
この記事では、私の小2の息子がZ会の通信教育をスタートする前にやった事前準備について解説します。
教材だけが届くのかと思っていましたが、学習計画を立てるための用紙も入っていました。この『計画シート』を上手く使うことが、通信教育の効果を上げるポイントになると直感的に感じました。
実際に計画を立てたときの内容をレビューしながら、計画シートの大切なポイントを解説していきます。
と思っている人に少しでも参考になるようにレビューしていきます。
【この記事を書いている私は】
- 二児の父、長男が今年小学校2年生になります。
- 子供の通信教育は今回が初。
- 学校の勉強だけでは不安でZ会に入会
先に結論ですが、Z会の学習スタート前にやった事前準備は次の3つです。
- 学習カレンダーの確認
- 学習サイクル表の確認
- 1日こすごし方を計画
スケジュールや計画に不安は無いからとにかく教材が気になる方は【お試し教材】を取り寄せるのも参考になると思います。ぜひご検討ください。
Contents
Z会スタート前にやった事前準備は3つ!
ここからは、本格スタート前に届いた計画シートがどんな物なのか、またどのように事前準備に使ったのかお話します。3つあるので順に解説していきます。
学習カレンダーの確認
1つ目は【学習カレンダー】です。
このカレンダーに沿って毎日の学習を進めます。カレンダーにその日やる『教材の種類』と『取組む箇所の番号』が記載されています。
私は息子の机の見やすいところに貼って使っています。
学習カレンダーはあくまで目安なので、少しは変更しても大丈夫です。全体の進捗が遅れないようにだけ注意が必要です。
このような目安があることで、計画が苦手でも取り組み安いと感じました。小学2年生では計画とかまだまだ経験が少ないので、なおさら助かりました。
1日あたりの学習量は平均して2単位くらいで20分前後で終わる量です。無理なく継続して取り組めそうな量だと感じました。
もし物足りないようなら、スタンダードコースからハイレベルコースに切り替えるのも有りだと思います。
学習サイクル表の確認
2つ目は【学習サイクル表】です。
学習サイクル表はそれぞれの教材の役割と、学習の流れを図解してくれています。
簡単に説明すると
【時間軸】
前月 | 翌月の教材が届くので計画を立てる |
当月 | スケジュールに沿って教材に取組み添削問題を提出 |
翌月 | 返ってきた添削問題とはげましシートを元に復習 |
時間軸ではこんな感じです。
【教材別】
『計画、スケジュール』 | 学習サイクル表、学習カレンダー、1日のすごし方シート |
『教科学習』 | わくわくエブリスタディ、ドリルZ |
『経験学習』 | けいけん |
『思考力講座』 | みらい思考力ワーク |
『デジタル教材』 | 英語、プログラミング学習Z-pro |
『提出課題』 | てんさく問題(月1)、けいけんシート(月1)、まとめシート(年3) |
『フィードバック』 | てんさく済み答案、はげましシート |
1ヶ月に取組む教材の全体像はこのようになります。
上記の教材が時間軸に振り分けられて、1ヶ月のカレンダーで管理される流れです。
1日こすごし方を計画
最後に『1日のすごし方シート』です。
コレでしっかり時間を管理しないと何も始まらないので重要性は高いです。
2つ計画できるようになっているので、
- 平日
- 休日
の2つを作っておくのが良いと思います。
学校の宿題とZ会の時間をしっかり計画する必要があります。スケジュールを管理ができないことには学習時間が確保できないので、親子でしっかり計画しました。
何度も途中で修正しましたが、最初は子供に計画させてやらせてみました。
やらせてみて上手くいかなかったところを修正させて、できるだけ本人に考えさせながら取り組んでいます。
失敗しても大丈夫、自分で立てた計画から学ぶことも多いのでできるだけ口出し手出しはしないよう我慢しました。
【計画→やってみる→修正→やってみる】
をくり返す事で計画も上手にできるようになりますし、『失敗した』と子供が考えすぎないようなサポートが大切だと感じました。
私の小2息子は失敗をとにかく嫌がるので、失敗を修正すれば成功につながることを説明する日々です。ネガティブに考えそうなときには口出しします。
事前準備で得られるメリットは3つ!
ここまでお話した事前準備をすることで得られるメリットは3つあります。少し面倒くさく感じる準備ですが、後々のメリットは大きいので絶対事前準備はやっておいた方がいいです。
少しずつ主体的に取組むクセがつく
事前に計画をしっかり立てることで、毎日の学習がスムーズに取組める可能性が高くなります。
私の息子の場合は、スケジュールもしっかり組んであるので、親が手出し口、出ししなくてもある程度自発的に学習するようになりました。
こういうのは取り組むのが早いほど主体的に取組むクセがついて効果あると感じます。
自分で計画して、その計画に沿って勉強する事は少しずつ『自信』となって子供の中に積み上がると思っています。教材の学習以外の『計画』や『準備』でもしっかり考える練習ができるので、雑にやらないで教材学習と同じように取り組むのが良いと感じました。
計画から子供自身が関わって取組む事で、人まかせにせず自分発信で考え、行動を起こす練習になります。この能力は大人になってもずっと大切な事なので、練習は早くからするに越したことはありません。主体性の足りない私が言うんだから間違い無いです(涙)
小さな成功体験を経験させる
続いては『小さな成功体験』の積み上げです。『小さな』がポイントです。上手くいったところにフォーカスするので多少のことには目をつむります。上手くいかなかった事も気になりますが、一旦忘れます。
注目すべきは『成功したこと』です。
子供にとって少しでも『自分で計画した通りできた』というのは良い成功体験になると思います。継続して積み上げる事で確実に自信になると感じます。
自信がつくことで次回はさらに上手くいく、積極性が出るというのは『よく聞く話』です。例としては、
小さな事ですが、こういうのはしっかり褒めてあげたほうが良いと感じました。子供の自信に繋がります。
こういう事前準備が成功体験を増やすことに直結するので、意識して取り組みたいところです。
自信の足りない大人の私が言うんだから間違い無いです(涙)自己肯定感を高めることにも繋がると思います。
成功と失敗が確認しやすくなる
事前準備が出来ている分、成功と失敗をしっかり把握することができます。
上手くいかなかったら計画に無理が無かったかを確認します。
息子の場合は
こんな失敗をしました。
このときは、
これで解決しました。
大人なら最初から失敗がわかりそうなものですが『経験値』をためる為に息子に任せました。
大人が最初から手伝って計画すれば失敗は無いでしょうけど、『経験値』がたまりません。
この場合は
2つの経験値が子供にたまります。自分で考えて行動した経験は成功であれ失敗であれ『良い経験』なのは間違いないです。
さらに、計画から自分でやっているので、修正が必要な箇所に気づきやすいのもメリットです。
計画を修正するときに悩んでいるときはサポートしました。
失敗と成功の過程で『いろいろ考える』ことが本当に大切だと感じました。いろいろ考えない子供だった私が言うんだから間違いないです(涙)
『考える』とか『思考力』というのはZ会の教材のメリットだと言えます。
【まとめ】Z会のスタート前には事前準備をしよう!
Z会スタート前にやった事前準備をまとめます。
事前にした準備は次の3つ
- 学習カレンダーの確認
- 学習サイクル表の確認
- 1日こすごし方を計画
事前準備のメリットは以下の3つ
- 少しずつ主体的に取組むクセがつく
- 小さな成功体験を経験させる
- 成功と失敗が確認しやすくなる
実際にやってみて感じたのは、学習計画を立てるところも含めて学ぶことは多いという事。
取り組み方次第で学習の成果も変わって来そうなので、計画はしっかりやったほうが良いと思います。
通信教育の難しいところの1つに『モチベーション維持』があると思います。リアルな塾なら講師の人がある程度リードしてくれますが通信教育はそうは行きません。
自分のモチベーション維持のためにも、計画はしっかりして成果の出やすい環境を整える事が必要ではないでしょうか?
計画段階から親子でいろいろ考えて、失敗したり成功したりしながら1年間やってみようと私は思いました。
教材自体は良いものが揃っていると感じたので気になる方は【お試し教材】を一度やってみると参考になると思います。ハイレベル教材の問題も一部含まれているのでオススメです。
この記事がZ会の通信教育に対する疑問解消の一助になれば幸いです。最後までありがとうございました。ではまた次のレビューで。