今回はZ会小学生コース(小2)『みらい思考力ワーク』の5月号のレビューをしていきます。
この記事の狙いは
- 『もう少し突っ込んだ情報』
- 『実際の教材の雰囲気』
このへんのリアルな情報をお届けする事です。
Z会の通信教育を検討中の方には参考になると思いますのでどうぞご覧下さい。
【この記事を書いている私は】
・二児の父、長男が今年小学校2年生になります。
・子供の通信教育は今回が初。
・学校の勉強だけでは不安でZ会に入会。
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【Z会みらい思考力ワーク】5月号の学習テーマは2つ。
- 【きちんと考える力】ただしいのはどれかな?
- 【みぬく力】何になるかわかるかな?
この2つです。
『みらい思考力ワークで身につく6つの力』というのが教材のコンセプトにあって、その中の2つになります。6つの力は次の通りです。
【みらい思考力ワークで身につく6つの力】
①論理的判断力(きちんと考える力)
②情報整理力(せいりする力)
③施工錯誤力(いろいろためす力)
④連想力(おもいつく力)
⑤注意力(よくみる力)
⑥推理力(みぬく力)
さっそく詳細をレビューしていきます。
【きちんと考える力】ただしいのはどれかな?
『きちんと考える力』を詳しく解説すると
※きちんとした根拠にもとづいて、結論を導くことができる力です。筋道をたてて論理的に説明したり考えたりする際に役立ちます。
と教材に解説があります↓
4月号のレビューでも話しましたが、学習スタートの前に見ておいた方が良いところがあります。右上の【おうちのかたへ】という箇所です。ここに『今回の学習のねらい』が書いてあります。
今回の場合は、
- 自分の考えや想像と事実を区別することができる。
- 絵で示されたことと文章で示されたことが一致するかどうか判断する。
- メモや日記に書かれている内容からわかる事実が何かを判断する力を養う。
- 会話の内容からわかる事実が何かを判断する力を養う。
この4つでした。
どんな問題が出されたかというと。
まず絵があって、絵の状況を説明する文が複数あります。その文の説明が正しいが○✕で答える問題でした。
こんな感じ↓
難しかったのは、絵は『瞬間』を切り取ったものである事を理解できるかどうかでした。例をあげると↓
【例】なつみさんは『いつも』かみの毛をしばっています。
私の息子はこの『いつも』にしっかり引っかかりました(笑)絵の断片的な情報では『いつも』かどうかを判断することはできません。
絵では『その瞬間』しかわからないので前後の時間の事は判断できません。【事実と想像を区別できるか?】という学習テーマにあった通りの問題になっています。
時系列で情報を把握したり、考えるのは小2じゃなかなかしないだろうから良い勉強になってると思いました。
すべての問題に共通するのは、絵や文章の情報(事実)と質問の情報(事実)が一致するかどうか判断する力が必要ということです。
【みぬく力】何になるかわかるかな?
『みぬく力』を詳しく解説すると
直接は見えない規則、事象などを推し量り、見抜くことができる力です。法則や規則性を見つけ出す際に役立ちます
と教材に解説があります。
学習のねらいは5つあります。
- 語呂合わせを楽しみながら、推理力を高める。
- 自由に語呂合わせを考え、発想力を豊かにする。
- 暗号がどのような構造になっているかを読み解き活用する。
- 文章全体から内容を推理し、文の区切りを正しく判断する。
- 区切る箇所を変えることで意味が異なることのおもしろさを感じる。
この5つです。
【みぬく力】の問題は
- 語呂合わせ
- あんごう
- 文の区切り
このように『言葉遊び』の要素が高いものが多くありました。
例としてこんな暗号の問題がありました。
【は2】【ら3】【な4】のあとの【あ5】【や1】【た3】は、【あ1】【ま4】にしてほしい。
この答えは
【ひるね】のあとの【おやつ】は【あめ】にしてほしい
となります。コレです↓
【あ5】であれば、あ行の5番目で【お】が答えになります。
こういうのは子供のウケが良いです。遊び感覚で出来るのがとても良いと思います。
【みらい思考力ワーク】2022年5月号まとめ
今月の教材は
- 自分の考えや想像と事実を区別する力
- 情報を整理して事実を判断する力
- 言葉の暗号、語呂合わせで発想力と推理力を鍛える
- 文の区切りを変える事で起きる変化に気づき対応する力
この辺を鍛える練習になったと感じました。
先月も感じましたが、面白い教材だと思います。遊ぶ感覚で出来るのが良いと思います。
もし難しくて解けない問題があったときは
- サポートリーフレットで説明する
- 親と一緒に考える
- 何ヶ月かあとにもう一度やってみる
ということをおすすめします。実際そういうやり方をZ会は推奨しています。
ただ答えを出すだけでなく、いろいろ考えるのが大切という事ですね。
月や学年にこだわらず、子供の成長スピードに合せて学習するタイミングを調整していいんです。こういうところも学校の勉強とは違って、勉強になります。
さて、6月号のみらい思考力ワークのテーマは
- 【せいりする力】ならべてみよう
- 【いろいろためす力】じょうずに分けよう
の2つに取組むようです。来月もレビューしますので、ぜひご覧下さい。
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この記事がZ会の通信教育に対する疑問解消の一助になれば幸いです。最後までありがとうございました。ではまた次の記事で。
【4月号】Z会小学生コースみらい思考力ワーク、今月は『仲間分け』と『言葉遊び』